住宅の給湯器交換で、その設置場所を決める際に、最初に検討しておかなければならない点は、給湯器と給湯箇所との距離です。給湯器と給湯箇所が離れ過ぎてしまうと、お湯が出るまでの待ち時間が長くなってしまいます。それは、ストレスを感じるというだけではなく、捨て水が多くなるという事態を招いてしまいます。給湯器と給湯箇所との間の距離は、近ければ近いほど、こうした問題が生じにくくなります。

給湯器は、できる限り、給湯箇所のそばに設置すべきであると言えます。浴室とキッチンとが離れているといったような場合には、給湯器を2台に分けて設置するなどの工夫が必要です。また、給湯器から遠くなる方には、即湯ユニットなどを設置して対処するのもいいでしょう。その場合には、キッチンシンクの下や洗面化粧台の下に設置することが多くなるため、そうしたスペースがあるかどうかの確認も大切になります。

また、やむを得ず、離れた給湯箇所を1台の給湯器でまかなう場合には、設置フリー型の給湯器を選ぶ必要があります。また、給湯器交換によって、給湯器の設置場所と、給湯箇所との間に、3メートルを超える高低差が生じてしまう場合には、そうした状況に対応可能な機種の給湯器を選ぶ必要があります。さらに、たとえ設置スペースが厳しい環境での給湯器交換であっても、故障時のメンテナンススペースを十分に確保しておくことも大切です。これは将来の給湯器交換のことを考えても、大変重要なポイントになります。

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