一般的に給湯器の耐用年数は約10年といわれています。しかし、給湯器の設置場所、家族構成、使用頻度によって劣化に違いが出てきます。寒い地域では使用頻度が高いので、急にお湯が出ない状態はとても困ります。業者に連絡して修理してもらうまでお湯は使えませんから不便ですね。

急に故障したように感じますが、そうなる前に何らかのサインが出ている場合があります。給湯器交換時期が近づいている場合に出るサインについて説明します。お湯が出ない時は、内部に取り付けられているフィルターにゴミが溜まっている可能性があります。定期的にフィルターの掃除を行うことで防ぐことができます。

お湯の温度が一定しない場合は給湯器が故障している時に多く見られます。温度が一定しないまま使い続けるとお湯が出なくなってしまいます。給湯器を使用中に煙が出る場合は給湯器が不完全燃焼を起こしていると考えられます。危険ですから使用せずに急いで業者に連絡して下さい。

着火する時にボンといった爆発音が何度も起こる場合も不完全燃焼を起こしている可能性があります。やはり、急いで業者に連絡し対応してもらいましょう。給湯器交換か修理か迷うところですが、給湯器を使い始めてから数年以上経過している場合は給湯器交換した方が安く済むことがあります。新しいものは熱効率がよく電気やガス代の節約に繋がるからです。

リモコンで操作するタイプの場合は液晶画面に出るエラーコードを確認し業者に伝えて下さい。何らかのサインが出たら放置せずに業者に連絡して対応してもらいましょう。